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鎌田慧コレクションIV アジア絶望工場
著者 鎌田慧
「かつて、教科書での『侵略』から『進出』への書きかえが問題となったが、はたして問題は、『侵略』だけだろうか。軍事的侵略は決してあってはならないことだが、他国の資源と労働力...
鎌田慧コレクションIV アジア絶望工場
商品説明
「かつて、教科書での『侵略』から『進出』への書きかえが問題となったが、はたして問題は、『侵略』だけだろうか。軍事的侵略は決してあってはならないことだが、他国の資源と労働力の収奪によって成立する『進出』が、自国の繁栄のためには当然のものとされ、その実態の検証と批判的な視点が日本にほとんどないことに、わたしは不安を感じている。」(「あとがき」より)技術と経済の発展に日本人が無限の希望を感じていた成長期、企業による海外進出のあり方に警鐘を鳴らした「鎌田慧コレクション」第4弾。
目次
- Iアジア絶望工場 1日本的経営の輸出 2ジャカルタの憂鬱(インドネシア) 3過剰なる日本(タイ) 4「ハウス・ユニオン」の侵略(マレーシア) 5超管理国家の実験(シンガポール) 6涙と悲しみの国(フィリピン) 7囚われの女たち 8トランクの重さ II日本を視る 1自主生産闘争と連帯 2大量死の日常化 3滅私奉企の時代 4行革の犠牲者たち III国家の視点を排す 《特別対談》鶴見良行VS鎌田慧 アジアの民衆と日本人
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