電子書籍
のぼうの城
著者 和田竜
2012年11月2日(金)公開の映画化原作!2009年本屋大賞2位、 第139回(2008年上半期)直木賞ノミネートの戦国エンターテインメント大作! 戦国末期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉の命を受け、石田三成は総大将として2万の天下群を率い、小田原の支城・忍城(おしじょう)を包囲 する。 忍城の軍勢はわずか500人、そして城代・成田長親は、領民たちに木偶の坊から取った「のぼう様」などと呼ばれても泰然としている御仁。 従来の武将とはおよそ異なるが、なぜか領民の人心を掌握していた。 新しい英傑像を提示した、大ベストセラーの戦国エンターテインメント小説! 映画は、狂言界の至宝・野村萬斎による9年ぶりの主演で、2012年11月2日(金)公開。 ヒロイン・甲斐姫を榮倉奈々が演じる。
のぼうの城 上
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紙の本のぼうの城 下
2011/05/02 06:44
上巻に続き下巻。
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻に続き下巻。
物語は上巻の最後で、石田三成との全面戦争に突入。圧倒的な戦力差をどのように切り抜けて行くかがポイントです。
緒戦は各戦線で、ひとくせもふたくせもある部下のすばらしい働きにより、切り抜けることができたものの、最大の難関が待っています。
「水攻め」
備中高松城の攻略戦で秀吉が使ったものを、今度はその部下である弟子でもある三成が行うのです。
歴史上、この水攻めの大失敗は三成のその後のキャリアと運命に多大な影響を与えました。しかし、小説である本書では、その失敗に導いたのは「のぼう様」こと長親の策略によると、示唆しているのです。
歴史の真実は分からないものの、小説としてはよくできています。
本書は、いろいろな登場人物の視点から描かれています。しかし、本人の視点が全く欠けているため、状況や語っている人物の偏った評価から話を理解して行くことになります。
ミステリアスな人物は最後まで自分の視点を使っていません。
こういう描き方で主人公を描く作品は、いくつか読みましたが、主人公の性格がポイントとなる本作品では読ませるものにより考えさせるという効果があります。
考えながら読む割には、ストーリー展開が速く、一気に読める作品でした。
龍.
電子書籍のぼうの城 上
2020/05/13 01:28
男の決断にしびれた!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:smile'S club - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦国時代には桶狭間の戦いに代表されるようにジャイアントキリングが多々起こった。その頂点だと思っているのが成田長親である。
まずは、彼や彼を取り巻く人たちの人となりを全編でしっかりとつかんでいただきたい。そうすれば、後編の戦闘シーンやクライマックスがより一層面白く感じます。
紙の本のぼうの城 下
2021/06/20 11:20
主人公の考えの深さがすごい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:三河っ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
のぼう様の水攻め破りのロジックに驚きました。人のつながりを大切にすることの大切さが伝わってくる一冊です。
紙の本のぼうの城 上
2021/06/20 11:16
一気に読みました
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:三河っ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一人ひとりのキャラクターがしっかりと表現されているので非常に読みやすいです。上下巻合わせて一気に読み切りました。
電子書籍のぼうの城 下
2020/03/24 21:34
歴史に詳しくなくても
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻からついに戦いへ!!実は成田家の存在そのものを知らなかった恥ずかしい自分ですが、今の社会にも通じる戦略があり「上に立つ人は交友ものぞ」という観念が生まれます。あと「成田長親」の名前は忘れません(笑)。
電子書籍のぼうの城 上
2019/02/03 01:44
読みやすいです!
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
豊臣秀吉が小田原征伐する時に豊臣ではなく負ける北条サイドについた忍城の人達の籠城戦の話。歴史の流れの話というよりは、城主の人柄や日々の生活を中心に描かれているので、歴史に詳しくなくても歴史にあまり興味がなくてもかなり読みやすいです。
紙の本のぼうの城 下
2016/09/16 09:10
一風変わったリーダー成田長親の活躍を描く下巻です!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、和田竜の傑作歴史エンタテーメンとの下巻です。一風変わった成田長親がいよいよ秀吉の指令で動き出した石田三成軍と壮絶な戦いを繰り広げます。歴史上有名な「三成の忍城水攻め」に対して成田長親はどう立ち向かうのか?ぜひ、本書下巻をお読みください。成田長親の奇妙奇天烈な、しかし、民衆を魅了する人柄ゆえに可能な作戦が非常に生き生きと描かれています。
紙の本のぼうの城 上
2016/01/26 08:56
これまでにはない一風変わったリーダー!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この小説は、「指導者」というもののあり方を考えさせられる時代小説です。主人公は、みんなから「のぼうさま」と呼ばれ、ある意味、軽蔑のような、別の意味では親しみをもたれている藩主です。実際、この主人公は、普通の藩主が行うような治世的な仕事より、田地で農民とともに野良仕事をするのが好みのようです。しかし、野良仕事も満足にできないのです。こんな藩主(リーダー)のいる藩が、他藩から攻められた時、どうなると思われますか?意外や意外、この藩は非常に強い力を発揮して、他藩と果敢に応戦したのです。この続きは、ぜひ、本作品をお読みください。
紙の本のぼうの城 上
2013/08/25 20:31
のぼうの城 上(小学館文庫)
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:popタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白い。(上下併せて)エンターテイメントとして文句なし。
3回読みましたが、その度に面白かった。何も考えずに読めました。
例えて言えば、真田太平記の局地戦版。
紙の本のぼうの城 上
2012/03/01 10:04
100万部超の大ヒット作だが、かなりもの足りない和田竜「のぼうの城」。
12人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オクー - この投稿者のレビュー一覧を見る
2007年単行本発売で現在は100万部を軽く突破している大ヒット作。
天下統一をめざす秀吉の北条家討伐、支城である忍城攻めの総大将は石
田三成。受けて立つのが父の死で城代になった成田長親だ。「のぼうの
城」ののぼうとはこの男のこと。でくのぼうを略してのぼう。身体はや
たらとデカイが馬にも乗れず、不器用で何を考えているかわからないこ
の男、領民にまで「のぼう様」と呼ばれている。実はこの三成軍との戦
い、当主の意向ですでに降伏が決まっていた。確認のために出向いた使
者にこののぼう様、「戦いまする」と言い放ってしまうのだ。2千対2
万。さて、このいくさ、どう戦う?
これは史実である。この戦いに目をつけた作者はさすがだし、のぼう
を初めとする登場人物のキャラもいい。エピソードもなかなかおもしろ
い。しかし、この小説、残念ながら「それだけ」なのだ。それだけでも
それなりにおもしろく、これほどのヒットになった。ううむ、もったい
ない。素材はいいけれど料理がヘタというか、あと100倍はおもしろく
なるのに…。特に「いいキャラ」を活かしきってないのが惜しい。のぼ
うの「得体の知れぬ将器」も見えて来ないし、他人にも強く美意識を求
める敵役三成のおもしろさも今ひとつだ。キャラが立たないからどうし
ても物語が平板になってしまう。時代物で100万部突破は確かに快挙。
でも、読む人によってはかなりのもの足りなさを感じる作品だと思う。
紙の本のぼうの城 上
2010/12/30 22:45
映画化されます。
8人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆい吉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
豊臣秀吉の小田原攻めの際に石田三成が北条方の支城である忍城(城代:成田長親)を水攻めをしたが、結局は負けてしまった話で、誰も小説化をしていないので、歴史小説好きの者でも安心して読むことが出来る。
上巻は流し読み程度で、下巻が面白い。
紙の本のぼうの城 上
2011/05/02 06:38
どこかとらえどころのない主人公が、ヒーローになる歴史小説。
6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
どこかとらえどころのない主人公が、ヒーローになる歴史小説。
時代は戦国。秀吉の天下統一が目前の時期。
小田原征伐に際して、その支配下にある成田氏の居城、忍城の攻防をめぐる物語です。主人公は、成田氏の当主ではなく、当主のいとこにあたる成田長親。
この長親のあだ名が「のぼう様」ですが、これが「木偶の棒」という評判の人物。しかも、目の前で、それを言われても一向に気にしないというのだから、本当の馬鹿なのか大人物なのか判断がつかない雰囲気です。
物語は、長親の様子や小田原攻めの準備が着々と進み、「和戦」いずれを選択するかという場面になります。すでに秀吉側に寝返る予定であったはずが、ささいなことから長親の「戦いまする」という言葉をきっかけに石田三成との戦が始まるまでが上巻の内容です。
一見、淡々とした語り口から描かれる様子は、とらえどころのない主人公を一層ミステリアスな人物として浮かばせています。
一気に読める本です。
龍.
紙の本のぼうの城 下
2021/05/05 11:12
いかにもな展開ではあるけれど
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
完全なフィクションではなさそうだし。
ストーリーの中で、普通に文献からの引用とか
作者さんの意見とか入ってて。
サルまねでは勝てないですよね。
紙の本のぼうの城 上
2020/03/24 21:26
出だしは少し重いかも…
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルの通りなのですが何かワクワクします。あまり歴史は得意ではないのですが、和田竜先生のしつこくない説明は本当に読みやすいです。
紙の本のぼうの城 上
2017/01/31 11:17
のぼうの城、上巻
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MR北海道 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここから伝説は始まった!
一度読み始めてしまうとすぐにのめり込んでしまう。
戦国ならではの駆け引きがすごくとく描かれていて面白い!