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日本企業にいま大切なこと
「アメリカ型」はもはや古い! 不朽の名著『失敗の本質』で有名な世界的経営学者と、『見える化』を著したローランド・ベルガー日本法人会長が、日本逆転のシナリオを論じた往復対論。情緒的、非効率、ガラパゴス……「だから世界では戦えない」と指弾された日本企業は、CSRにコンプライアンスと論理的・科学的経営を妄信してきた。ところがアップルやグーグルをはじめ世界に冠たるグローバル企業は、もはや「アメリカ型」に懐疑的。むしろ「共同体の善」「現場の暗黙知」といった日本の「当たり前」が注目されているのだ。日本人自身が忘れた「日本の強み」を自覚せよ。「知識創造理論」を広めた世界的経営学者と「見える化」を唱えた現場主義の経営戦略家が、海外に売り込める日本の価値観を語り合う。いまこそ「エコノミック・アニマル」に立ち戻れ/「ぶら下がり社員」を海外に送り込め/情緒的な国でどこが悪い/モノづくりに“身体性”を取り戻せ
日本企業にいま大切なこと
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紙の本日本企業にいま大切なこと
2011/09/18 23:18
日本企業の実態にあっていない ?!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
各章を 2 つにわけて,前半を野中,後半を遠藤が書いている. 後半は前半を補足するかたちになっているため印象がうすい. しかし,補足しなければならないということは前半もよわいということだろう. たとえば,「「ぶら下がり社員」を海外に送り込め」というような主張は,現在の日本企業に関する洞察がよわいのではないかという印象をうける.