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- 出版社: パブリッシングリンク
電子書籍
EYES―欲望の視線
「私の要求にはすべて応えてもらうからな」。戦国時代から400年守り続けてきた暁月城のために、理不尽な要求を突きつける御曹司・刀真(とうま)との結婚を決めた梨絵。実は刀真はずっと昔から梨絵を愛していたが、あることが原因で普通の状況では女性を抱けない身体になってしまっていた。過去を隠し近づいてきた刀真から数々の辱めを受けるものの、しだいに彼に惹かれていく梨絵。しかし、二人の前にはいくつもの障害が…。誇り高き姫と、冷たい仮面に熱い思いを隠した御曹司が織りなす、濃厚なラブストーリー。
EYES―欲望の視線
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電子書籍EYES―欲望の視線
2018/07/22 20:46
買って正解でした
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あじらのうず玉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルから受けた印象がそれほどよくなかったので、買うかどうしようかを結構悩んだ作品です。
あらすじを読んでも、なんだかピンと来なかったのですが、
「御堂先生だから、まぁ失敗はないでしょ」ってことで購入。
思っていたのとは違いました。
良い意味で裏切られました。
育った環境のせいで、性に対して酷いトラウマがある刀真と、
戦国時代から続く家(お城)を守るために刀真との契約結婚を、泣く泣く決意した梨絵。
最初、酷い男なんですよ、刀真さん。
梨絵を「姫様」と蔑んで責めたてます、いろいろと。
でも、ページを追うごとに、刀真の抱えた闇が浮かび上がってきて、二人か初めて出会った学生時代の、それもたった一日だけの梨絵との出会いが、刀真の支えになっていたこともわかり、
どんどん二人の愛が深まって行きます。
その過程が、さすがは御堂先生です!
購入時には予想していないくらい、お話の中に引き込まれます。
最後は、手を取り合ってトラウマを克服しようとしている二人を応援していました。
買って良かったです。