ダンナがうつで死んじゃった
大黒柱の夫がうつ病に倒れて、入院と自宅療養を繰り返す。それまでの亭主関白から激変、情けない姿でウロウロする。そうでなければ1日中寝ている。いつまでたっても治らない。病気を理解し、患者に暖かく接し、辛抱強く見守る…。妻だからって、いつまでそれにつき合わなきゃいけないの? 病人だったら何でも許されるの? 看病に疲れて冷たい言葉を放ったその日、夫はマンションから飛び下りた。 重度のうつ病の夫を看病する苦悩を曝け出した、誰も書かなかったドキュメンタリー。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2005/06/04 13:41
決して他人ごとではない「心の準備」を・・・
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pocha - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の夫が突然うつになった。
まるで別人にかわりはてた夫に対してさいごに
冷たい言葉を投げ捨てた結果が・・・・
誰にでも起こりうることだと思う。
そしてうつに限らず、介護でも同じような状況に
なるのだろう。
自分が同じ立場になった場合を頭に思い浮かべな
がら最後までいっきに読んだ。
いったい誰を、何を責めればいいのか。
答えは無いし、誰を責めることもできない。
いつか、そして生きている人がかなりの確立で
似たような場面に遭遇するに違いない。
心構えとして一読すべきだと思う。
著者は勇気のある方だと思う。
そして、自分自身がうつにならないためにも、
気楽に生きていこうと思わせてくれた一冊です。
電子書籍ダンナがうつで死んじゃった
2013/02/04 13:09
大変でしたね。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:田舎の高卒女 - この投稿者のレビュー一覧を見る
うつ病患者とその家族は孤独です。今までの生活が全て奪われるのは辛く、生きる希望も見いだせません。見栄やプライドは捨て去る必要がありました。処方薬や治療法は選ばないと取り返しのつかない事故が起きます。