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アクセルを踏みこめ
著者 原マサヒコ (著)
3万人が涙した感動の実話が、ついに復活!
「電車の中で読んだのは失敗だった。涙と鼻水を止めるのに苦労してしまった」
「最高にモチベーションの上がる本やった」
多くの感動をよんだ『人生で大切なことはすべてプラスドライバーが教えてくれた』が、多くの読者の声に応えてついに復活。夢も希望もない男が、トヨタでNO.1になっていくまでの物語。
◆あらすじ
持病、不登校、母親からの勘当……。そんなボクに、ひとつの目標ができる。
「クルマの世界で一番になってやる!」
必死で整備士の資格を取り、トヨタに入社。でも、そこで待っていたのは、地獄だった。
いじめ、暴力、差別、流血……そこへ、一人の先輩が手を差し伸べてくれる。
先輩のいくつもの言葉が、目の前に起こる問題を解決へと導いてくれた。
「オートマなんて面白くねえじゃん。アクセル踏んでたら、勝手にギヤが変わっちゃうんだぜ。自分でギヤを選ぶから楽しいんじゃねえかよ」
「まず動けよ。考えるのはそれからだ。いくら頭で考えても、やってみたら違うってことがあんだよ」
先輩の教えや自らの気づきから、人生の原理原則を少しずつ身につけ、ボクは徐々に成長していく。しかし、そこに待ちかまえていたのは大きな悲劇だった……。
読み終えた先に待っているのは、「爽快な読後感」と沸き上がる「前向きな気持ち」。
明日のあなたは、きっと今日とは違っているはず。
アクセルを踏みこめ
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紙の本アクセルを踏みこめ
2012/01/24 23:59
本質を学んで実践する
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:むらら - この投稿者のレビュー一覧を見る
私が本書を一言で表すならば、
志を持ち、本質を学び続ける姿勢が夢を実現させた、であると感じた。
たくさんのビジネス書に記されているスキルや姿勢が、本書では作者の体験をベースに
若手作業員の実例に合わせて具体的に書かれているので、イメージしやすい。
ただし、状況によっては誇張されているためか(?)現実的ではないところもあり、
あくまでビジネス書と実例をイメージで結びつけるものであると考える。
しかし、感極まる場面もあり(年のせいか)、印象的で頭に残るフレーズもいくつかあった。
「バックミラー読書術」や「晴れの日こそワイパーを動かせ」などついつい口に出してしまう。
私が学びとったのは、
お客様視線を1つ1つの作業の中に取り入れること、
それは営業といったお客様に近い職務でなくても、いち作業員でもできるということ。
自分にとってはたくさんある仕事の1つかもしれないが、
お客様にとってはただ1つのかけがえのないものであり、
それを大切にしなければならないとある。
本質を理解し、実践にて1つ1つ積み重ねることで人間としても大きく成長できる。